とちぎの "食・旅・遊" 情報
〜栃木路をゆく その8.宇都宮を歩く〜

今回は本社がある宇都宮市をご紹介いたします。
朝は早起きをして「宇都宮中央卸市場」に行ってみましょう。
早朝の間だけ構内の問屋街の一部が一般開放されています。
お茶・惣菜・乾物・衣類etc、さまざまなものがそろいます。
一般開放されていることを知らない方も多く、知る人ぞ知る場所となっています。

宇都宮の街並みには歴史が大きく関係しています。
商業施設などが立ち並ぶ中心地と呼ばれるエリアは駅前ではなく、駅から少し離れたところにあります。宇都宮という都市は、「二荒山神社」の門前町として栄え、江戸時代以前の宇都宮城の城主は二荒山神社の神事を司る家系であったそうです。

現在の街並みを見ても門前から続く大通りがあり、宇都宮という街が二荒山神社を中心に栄えてきたことがわかります。そういった街の成り立ちに関して思索してみるのも街歩きの楽しみの一つかと思います。

お昼時になって昼食を食べるにはちょうどいい時間になってきました。
宇都宮は全国でも知られる、「餃子」の街です。

またそのほかにも、やきそば・ホットドッグなど気取らずに楽しめるいわゆるB級グルメと呼ばれるお店が多いのも特徴です。気取らず、飾り気がなく、しかし芯はしっかりとしている。ご当地の食事もその県民性を代弁するものであると思います。

お昼が終わったら、中心街の少し北側に位置する八幡山公園の散策がオススメです。
公園内には、桜が500本、ツツジが3000本植えられています。中心街の少し北に小高い山があり、そこから宇都宮の街を見回してみるのも面白いのではないでしょうか。


夜はジャズとカクテルが有名な街へと姿を変えます。
昼間は気取らず、夜はジャズの軽快な音楽を聴きながら、それぞれのお店のオリジナルカクテルを堪能し、シックでありながら大人の遊び心を忘れないそんな素敵な感覚で一日を締めくくってみてはいかがでしょうか。

今回は宇都宮を1日で歩くというコンセプトでご紹介させていただきました。
次に宇都宮をご紹介させていただく際はまた違ったコンセプトでご紹介したいと思います。

本社 販売2課 藤田