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コラム

2018年11月(社長)

幸せのメカニズム
下期の全体会議でも少しお話ししましたが、「幸せのメカニズム」を科学的に研究している先生がいます。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の前野隆司教授です。東工大大学院終了後にキャノンで勤務、UCLAやハーバードで客員教授をしてきたロボット工学の工学博士です。そんなバリバリの理系工学博士であり、慶應義塾大学の教授が、「幸せのメカニズム」を科学的に証明しようという研究ですから、とても信憑生がありますね。単なる精神論やオカルト論ではありません。
さて、前野先生の「幸せのメカニズム」の研究内容ですが、前野先生は因子分析という統計解析手法を使って科学的証明を試みました。因子分析とは、多変量解析(たくさんの量的データ間の関係の解析)の一種で、知りたい物事に関係する数多くのデータを解析し、そのデータが全体として意味するところを整理して表すための軸をいくつか探し出すための方法です。物事を分類するのではなく、物事の要因をいくつか求め、それら複数の要因がそれぞれとどれくらい影響しているのかを数値化することによって物事の構造や仕組みを明らかにする方法です。
この因子分析を使って統計分析したところ、幸せになれる4つの因子が抽出できたということです。
第一因子:やってみよう因子(自己実現と成長の因子)
第二因子:ありがとう因子(つながりと感謝の因子)
第三因子:なんとかなる因子(前向きと楽観の因子)
第四因子:ありのままに因子(独立と自分らしさ因子)

確かに、これらの4つの因子が揃うと幸せになれるかもしれませんね。「なれるかも」でなく、科学的根拠があるので「なれる」なのです。自分の人生において活用できると同時に、これらを製品やサービスに取り込めば、幸せを顧客に循環できるのではないか(もちろん、それを創造する過程において自分たちも)、という応用研究も進んでいます。すでに、モデル企業もあり、JQA受賞の西精工、ネッツトヨタ南国、ピアズ、また、人を大切にする企業大賞の未来工業や日本レーザーなどがこれらを取り入れた経営に着手しています。
私たちも「幸せのメカニズム」を取り入れた経営をしてみたいですね。

2018年10月(会長)

若者に贈る世界の名言

・オリンピックで最も重要なことは勝つことでなく参加することである。
・人生で最も重要なことは勝つことなく奮励努力することである。
クーベルタン (フランスの教育者・現代オリンピックの創始者 1863-1937)

・才能はひとりで培われる。しかし性格は世間の荒波にもまれてつくられる。
ゲーテ (ドイツの詩人、作家 1749-1832)

・人は能力だけではこの世に立つことはできない。人は能力とともに徳を持つことが必要である。
野口英世 (医師、細菌学者 1876-1928)

・少なくして学べば、壮にして為すあり 壮にして学べば、老いて衰えず 老いて学べば、死して朽ちず。
佐藤一斎 (江戸後期の陽明学者 1772-1859)

・決してうつむいてはダメよ。頭はいつも上げていなさい。目でしっかりと世界を見るのです。
ヘレン・ケラー (米国の教育家、社会福祉事業家 1880-1968)

・考えてみる。工夫してみる。そしてやってみることだ。失敗すればやり直せばいい。
松下幸之助 (松下電器産業創業者 1894-1989)

・怒りは敵と思え。
徳川家康 (江戸幕府初代将軍 1542-1616)

・若さを満喫する秘訣は、よく食べ、よく恋をし、毎日掃除をすることだ。
隈部まち子(日本医科歯科大学客員准教授)

2018年9月(社長)

とある博士論文に上の図表が掲載されていました。企業は業績を向上させていくために、4方面の満足を高めていかなければなりません。弊社では、法政大学の坂本光司先生にならって5方面(関連業者を追加)としていますが、経営学上では、4方面ということが現時点での常識とされています。

さて、ここで重要なのは、4方面との利益享受の「双方向性」ということです。企業は業績を上げるために各方面に満足を提供し、その見返りに利益享受を求めています。企業は営利目的であり、ボランティア活動ではないので、客観的にみれば当然のことですが、CSやESなどを深堀していると、この当然のことを忘れて、一方向だけの利益還元、いわゆる「奉仕活動」になってしまう危険性が出てきてしまいます。

顧客満足を提供する見返りは、もっとたくさん購入してもらうためであり、従業員満足を提供する見返りは、もっと業務パフォーマンスをあげてもらうためであり、社会には地域貢献を提供する見返りとして社会的評判などを、株主には利益配当をする見返りとして再投資を狙っているのです。そして、さらにその見返りを増していくために、さらに質の高い満足を提供するという構図になるわけですが、この双方向性のほぼ同等水準の満足関係は忘れてはならないことです。

過剰サービスも大きな利益が得られるのであれば過剰ではありません。サービスに対して見返りが少ないことが過剰になるのであり、このバランスによって過剰にも適正にもなるのです。

「見返り」という言葉があまり良い響きではありませんが、しかし、この見返りである企業利益を高めるために4方面への満足提供があることは間違いのないことです。ソモソモ論を忘れないように気をつけましょう。

2018年8月(会長)

知恵は暇から生まれる
シンポジウム、その意味するところは、ともに酒を飲みあうことです。
syn(ともに) posis(飲む)の意のギリシャ語、symposionのラテン音訳。

ギリシャ人は酒を酌み交わしながら、学問、芸術、スポーツあらゆることを話し合い、知恵を出してきたのです。
スクール、スカラーという言葉がありますが、ギリシャ語のスコレーからきていて、暇のことをいいます。
暇があって、そして心を楽しませながら会話をし、飲んだり食べたりすることで、
そこから本当の知恵が生まれてくるのです。
ギリシャ・ローマ以来、あのような学問や芸術を生んできたのは、暇のある人達でした。
中世ヨーロッパにおいても、またしかりで、貴族などのブルジョアといわれる暇のある層の人達が、
そうした学問・芸術を育ててきたのです。

リッチという言葉も、欧米の理解では、単にお金持ちというのでなく、自分なりの時間をもっている人のことです。
絵を楽しむ、スポーツに励む、あるいは地域社会で活躍する。
食べるために朝から晩まで働いている人、これはリッチな人とはいいません。

定年から後の時代が、本当の自由な時間を持てる時代で、知恵のわく時代を迎えることができる訳です。
定年の年齢を引き下げたいというのが、欧米ですが、
日本では反対に引き上げたいということで、この辺が、欧米と日本の価値観の違うところです。

2018年7月(社長)

「CSに愛嬌というスパイス。みんなに可愛がられよう!」

マーケテイングにおける「エンゲージメント」とは、企業や商品に愛着を持っている、繋がりの強さ、共感力などを意味します。エンパワーメントは、自分たちで考え実行するという自発性組織ですが、エンゲージメントは、その先をいく概念と言えます。それは、組織に対して共感力があり、愛着があれば、エンパワーメントなどの仕組みを作ることなく、自然に自発的に、必要なやるべき仕事を自らが考えて取り組む(貢献していく)ことになるからです。

日本経営品質賞を2度受賞している、私のベンチマーク先である万協製薬の松浦社長は、エンゲージメントを企業コンセプトにしています。その万協製薬さんとローランは、経営活動など、やっていることにそれほどの変わりはありませんが、何かが大きく違います。それは、エンパワーメントとエンゲージメントという目指すべき、あるべき理想の姿のレベルの違いが、組織の雰囲気の差(活動の差)として現れているのかと思われます。そして、この違いが、日本経営品質賞と地方賞との違いであると思われます。私たちも順を追って、エンパワーメント組織からエンゲージメント組織への過程を進んでいきたいと思いますが、エンゲージメント組織に近づいた時には、日本経営品質賞は必然的に受賞できることになるのだと思われます。
さて、エンゲージメントとは愛着や共感です。「なんか好きだな〜、なんかいいな〜、その考えに共感するな〜」というようなニュアンスなのだと思いますが、その状態の中にいると、とても居心地が良く、安心感があり、「この組織のためなら共に頑張ろうかな〜、誰かの手助けをしようかな〜」というように、自然に組織に貢献していく気持ちになるのだと思います。また、相手方からは「なんか応援してあげたいな〜、協力してあげたいな〜」というように気にかけてもらえる状態なのだと思います。
お客様から、メーカー様から、ビジネスパートナー様から、そして会社の仲間から愛着と共感を持たれる状態、それは、みんなが(ローランやその個人を)応援してあげたくなること、すなわち「可愛がられる」ことなのだと思います。みんなに「可愛がられる」ようになるためには愛嬌が大事です。CSに愛嬌というスパイスを入れるとCSに厚みが加わり、さらなる展開ができるのではないかと思います。そして、その先にエンゲージメントがあるような気がします。

2018年6月 (会長)

失敗を恐れるな

君はこれまで何度も失敗した
きっと覚えてはいないだろうが  はじめて歩こうとしたあの時
君は転んでしまった  はじめて泳ごうとしたあの時 君は溺れそうになった
そうじゃなかったかい?  はじめてバットを振ったとき  バットはボールに当たったかい?  (中略)
ベーブ・ルースは1330回三振した  だが714本のホームランもかっとばしている  失敗を恐れちゃいけない
トライもしないで逃がすチャンスこそ怖れた方がいい

 

このメッセージは1980年10月にユナイテッド・テクノロジー社
(航空機関連企業)が新聞に全頁広告として出したもので、
大反響を呼んだものです。無駄な失敗を繰り返すことは愚かです。
しかし、失敗を恐れて手を出さないことはもっと愚かだと思います。
賢く失敗する必要がありそうですね。

2018年5月 (社長)

マーケティングには、現在、私たちがマーケテイングリストを作るに当たって教科書にしているフィリップ・コトラーの理論と、実務的な考え方を教えるジェイ・エイブラハムの実務理論があります。エイブラハムは、コトラーの理論を実務に落と込んで、理論から現実の効果に目を向け、マーケティングが本当の効果を発揮する実運用を説いています。

エイブラハムの原書(英語版)で読んで実践した企業は大成功を収めていました。
エイブハムの日本語訳書籍「ハイパワー・マーケティング」で言っている要点は、基本中の基本です。それは、

ビジネスを大きくするための3つは

①クライアントの数を増やす
②クライアント1人当たりの販売額を増やす
③クライアント1人当たりの販売(購買)回数を増やす

 

そのクライアントに対してすべきことは

①独自の魅力を発信する
②見込み客のリスクを取り除く
③失ったクライアントを取り戻す(連絡をする)
④富を築く人と連絡を取る

 

という、まさに当たり前のことです。

結局、理論を正しく理解し、その成果を導き出す正しい方法を考え、それを当たり前に実行することなのです。
上記の単純な答えをどうすれば実現できるかを真摯に考え抜くことが最も重要なことなのです。
成功する実務理論は、決して難しいことは言いません。「
そうなるために何をすべきか」を考え、実行することが難しいのですね。

2018年4月(会長)

近江商人の商売十訓 (江戸時代)

  1. 商売は世のため、人のための奉仕にして、利益はその当然の報酬なり。
  2. 店の大小よりも場所の良否。場所の良否よりも品の如何。
  3. 売る前のお世辞より売った後の奉仕。これこそ永遠の客をつくる。
  4. 資金の少なきを憂うなかれ。信用の足らざるを憂うべし。
  5. 無理に売るな。客の好むものも売るな。客のためになるものを売れ。
  6. 良きものを売るは善なり。良き品を広告して多く売ることはさらに善なり。
  7. 紙一枚でも景品はお客を喜ばせる。つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ。
  8. 正札を守れ。値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ。
  9. 今日の損益を常に考えよ。今日の損益を明らかにしないでは寝につかぬ習慣にせよ。
  10. 商売には好況、不況はない。いずれにしても儲けねばならぬ。

どれも現代においても通用する言葉ばかりです。 「お客様が欲しがっているものを売りましょう」ではないのです。

お客様のためにならないものを売っては社会のためになりません。

例え儲かるとしても、売ってはいけないのです。

お気軽にお問い合わせください。 TEL 028-656-2671   FAX 028-656-2126 9:00 - 17:00 (土・日・祝日を除く)

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