ACQUITYアドバンストポリマークロマトグラフィー(APC)システム 日本ウォーターズ株式会社
クロマトグラフィーによるポリマーとオリゴマーの特性解析において、ポリマー分離の次世代の ACQUITY アドバンスドポリマークロマトグラフィー(APC)システムにより、分離能が非常に高いサイズベースの分離を非常迅速に行えます。ACQUITY APC システムを使用することで、迅速な毎日のキャリブレーションにより、データの一貫性と質が向上し、高度なシステムテクノロジーを使用してメソッド開発を自動化することができます。これにより、ラボの運用を向上させつつ、より迅速にイノベーションを進めることができます。
◆洞察を深めてイノベーションを加速
ACQUITY APC システムによるアドバンスドポリマークロマトグラフィー(APC)の利点を活用することで、従来の GPC/SEC テクノロジーと比較して 5 ~ 20 倍の速さで、正確かつ再現性のあるポリマーおよびオリゴマーの分子量情報が得られます。これにより、ラボの運用効率が向上しながら、より迅速なイノベーションが可能になります。
◆溶媒切り替え機能と適合性によるメソッド開発の最適化
ACQUITY APC システムをポリマークオータナリーソルベントマネージャー(p-QSM)テクノロジーと組み合わせて使用することで、化学者やポリマー研究者は 1 台のシステムで、標準的なポリマークロマトグラフィー、グラジエントポリマー溶出クロマトグラフィー (GPEC)、および逆相 LC を行い、最も複雑なポリマー混合物や添加剤を分析する究極の柔軟性を手に入れることができます。
◆高度な検出機能を使用してさらに多くの洞察を得る
ACQUITY APC システムに高度な検出器を装備することで、意思決定に必要とする貴重な情報を 1 回の分析で取得できます。ACQUITY APC システムと、示差屈折率(RI)、紫外線(UV)、PDA、光散乱(LS)、粘度(IV)検出器などの高度な検出ソリューションを組み合わせることで、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)分析から得られる情報が大幅に増加します。
◆専用の消耗品で研究ペース保つ
ACQUITY APC システムは、ACQUITY APC カラムおよび ACQUITY APC キャリブレーションスタンダードキットと組み合わせることでさらに強力になります。ACQUITY APC カラムのエチレン架橋型ハイブリッド(BEH)テクノロジーにより、厳しい動作条件下でも極めて高いカラム性能とカラム寿命を示す粒子が得られます。pH 安定性が非常に優れ、幅広い化合物クラスに適合するため、一般的な逆相クロマトグラフィーやメソッド開発に適しています。
〈特徴およびメリット〉
〇情報をより早く取得 – ACQUITY APC システムと ACQUITY APC カラムの組み合わせによる超低バンド拡散により、ポリマーサンプルに対するラボでの処理時間が短縮し、開発ラボや生産部門、カスタマーに対し、従来の SEC/GPC と比べて 5 ~ 20 倍の速さで回答することができます。
〇情報に基づいた意思決定に必要な正確なデータを取得 – さまざまな特異性の高い検出手法(示差屈折率、UV/Vis、PDA、ELS)およびサードパーティの高度な検出器(多角度光散乱や粘度測定など)との適合性により、ポリマーサンプルについてより多くの洞察を得ることができます。アイソクラティックソルベントマネージャーによる精密な送液により、正確な分子量(MW)データを毎日取得できます。
〇厳しい条件下でもメソッド開発を最適化 – 迅速で自動化された溶媒切り替え機能と強溶媒に対する適合性によって、厳しい分離条件下のポリマー解析にも対応し、メソッド開発を最適化できます。
〇1 つのシステムでラボの効率が改善 – 基本的な液体クロマトグラフィー(LC)、グラジエント、アイソクラティック、逆相、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)などの複数のアプリケーションを 1 つのシステムで実行することで、分析範囲とラボの効率が向上します。
〇カラム管理の簡素化 – カラムセットの分子量範囲に一致する標準試料を用いてカラムセットのキャリブレーションを簡素化・最適化します。多機能なカラム管理により、最大 2 つの ACQUITY APC カラムセットと、最大 2 つの GPC カラムセット(すべて安定した温調可能な環境に保持)から自動的に選択できます。
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