科学機器専門商社の株式会社ローラン

2022年4月1日に世界初となる低GWP(地球温暖化係数)^※冷媒「R-473A」を搭載したハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズ　急速温度変化タイプがエスペック株式会社より発売されます。GWP値の大幅削減だけでなく、独自技術により性能確保と運転時の省エネを両立し、製品ライフサイクル全体の温室効果ガス排出量低減に貢献します。

■ 低GWP冷媒「R-473A」搭載し製品ライフサイクルの温室効果ガスを低減

新冷媒「R-473A」は、超低温環境を創り出す二元冷凍システムの低温側冷媒「R-23」の代替冷媒で、GWP値を88％削減しました。また、独自技術により新冷媒「R-473A」の特性を最大限活かすことで冷媒充填量を削減、さらに従来機と同等の性能を確保しながらも運転時の消費電力を低減しました（最大21％低減）

■ 先端技術分野を中心に需要が高まるハイパワー恒温（恒湿）器ARシリーズ

ハイパワー恒温(恒湿)器ARシリーズは、急速な温度変化に対する試料の耐久性を評価する装置です。近年、エレクトロニクスや自動車の先端技術分野を中心に、欧州や日本で需要が高まっています。低GWP冷媒「R-473A」を搭載することで、環境負荷低減の要望に応えてまいります。また、2023年度中に主力製品への搭載を完了できるよう順次、対応を進め、環境配慮型製品のラインアップを拡充してまいります。

■ 新冷媒「R-473A」の特徴

■ 低GWP冷媒「R-473A」を搭載する主な製品

　〈 2022年度発売予定 〉　

　〈 2023年度発売予定 〉