自動血球計数CRP測定装置「Yumizen H330 CRP」を発売 堀場製作所
血液の成分を測定する血球計数と炎症の指標となるCRPを同時に測定する自動血球計数CRP測定装置「Yumizen H330 CRP」が発売されました。
「Yumizen H330 CRP」の開発では、お客様からのニーズを徹底的に調査。堀場製作所の従来モデルより約9%設置面積を小さくした洗練された(Smart)パッケージング、誰もが簡単(Simple)に使いこなすことのできる操作性、より安定(Stable)した測定精度、作業者の安全性(Safety)を向上する設計、といった4つの「S」をテーマにした性能向上に取り組みました。
■ 特徴 ―― 4S(Smart、Simple、Stable、Safety)をテーマとした性能向上
1. Smart:洗練されたパッケージング
・機器の設置面積を当社従来モデルより約9%縮小。省スペース化を実現し、物理的な制約が多い診察室や検査室に対応。
・バーコードリーダーを内蔵。片手でのスムーズな操作が可能。
・同じ患者様の過去データを参照可能とし、作業効率向上に貢献。
2. Simple:誰もが簡単に使いこなすことのできる操作性
・当社従来モデルより約40%大型化した、7インチの高輝度液晶モニターを採用し、操作性が大幅に向上。
・血球計数測定/血球計数+CRP測定モードをボタン一つで簡単に切り替え可能。
・スワイプ操作で表示画面を切り替え。必要な情報にすぐにアクセスし、内蔵プリンターでの出力が可能。
3. Stable:より安定した測定精度
・CRPの測定下限を0.2mg/dlから0.1mg/dlへ拡大。基準範囲(※1)付近での数値を明確化し、より細やかな診断に貢献。
・測定部やノズルの洗浄工程を改善し、装置の安定性を向上。
(※1) 基準範囲:健康な人の測定値の95%が含まれる範囲。日本臨床検査標準協議会の定めた共用基準範囲では、CRPの基準範囲は0.14mg/dl以下とされている。
4. Safety:医療従事者の安全性を向上する設計
・採血管の栓を外すことなく、自動で検体の抽出ができるキャップピアス機能を搭載。血液に触れることを回避し、感染リスクを低減することで医療従事者の安全性を向上。
■ 製品概要
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