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2023.09.04 新製品情報

熱分析装置「NEXTA DMA200」を発売 日立ハイテクサイエンス

株式会社日立ハイテクサイエンスより、動的粘弾性測定装置(DMA)の最新シリーズ「NEXTA DMA200」がリリースされました。

従来比2倍の高荷重化を実現し、幅広い弾性率の試料の動的粘弾性測定に貢献

動的粘弾性測定装置(DMA)
「NEXTA DMA200」

自動車、航空機、エレクトロクス分野を中心に、高分子材料や複合材などの研究・開発ではもちろん、幅広い分野の品質管理部門でも、最先端の技術を容易に活用していただけます。

製品特徴

1.広範囲な荷重出力と高分解能の両立

荷重出力部の磁気回路を刷新し、従来比2倍となる最大20Nの荷重出力を実現したことで、高弾性率の測定が可能になりました。

また、荷重出力が増したことでより厚みのある試料の測定が可能になり、従来は測定前に細く加工する必要があった試料も、本製品では実際の形状により近い状態で測定でき、測定前の準備にかかる時間の削減にも貢献します。

2.多様な測定ニーズに合わせて選択可能な冷却ユニット

冷却ユニットはお客さまの測定環境や条件に応じて「ガスチラー冷却」「自動空冷」「全自動ガス冷却」の3種類から選択でき、-150℃~600℃の広範囲にわたる測定が可能です。

また、日立ハイテクサイエンスの製品としては初めて液化窒素が不要な「ガスチラー冷却」の導入により、装置使用時の安全性向上やランニングコスト削減に貢献します。

3.高解像度の試料観察に対応した「Real View®」

日立ハイテクサイエンス独自の試料観察機能「Real View®」を搭載することにより、弾性率に関わるデータだけでなく200万画素カメラで撮影した画像で試料の寸法・色彩などの変化もリアルタイムに確認でき、お客様のニーズに合ったさまざまなデータを取得可能です。

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