マルチICP発光分光分析装置(ICP-OES)「SPECTRO ARCOS FHX3X」を発売 株式会社日立ハイテクサイエンス
株式会社日立ハイテクサイエンスが、SPECTRO Analytical Instruments GmbH(以下、スペクトロ社)製 マルチICP発光分光分析装置(ICP-OES)「SPECTRO ARCOS FHX3X」を日本国内で発売します。
◆トップグレードのマルチ(多元素同時型)ICP-OES
新たに採用された新型デュアル・サイド・オン・インターフェース(DSOI)により、感度を高めながらも、干渉を最小限に抑え、感度の高い分析を実現します。
【主な特長】
◆2 in 1のマルチビューシステム
マーケットで唯一のマルチビューICP発光分光分析装置―真のアキシャルそしてラジアル(シングルまたはデュアル)プラズマ測光を1台の装置内に搭載しました。
◆ORCA光学系システム
エシェル光学系システムと比較し最大5倍の感度を有し、130~770 nm範囲を同時スペクトラムキャプチャ ― 紫外/真空紫外領域で最高のパフォーマンスを提供します。
◆マルチビュー・メカニズム
ラジアルビューをアキシャルビューへ実際にワークコイルを“回転”させる事で直接測光を実現しました。それを90秒またはそれ以下で実行することができるようになっています。さらに今回の装置では、デュアル・サイド・オンがラインアップに追加され、装置の柔軟性が拡大しました。
◆リニア・アレイ検出器
相補型金属酸化膜半導体(CMOS)テクノロジーをベースとしたリニア・アレイ検出器は、ブルーミングを防ぎ、近傍に“強い”マトリックスラインがある中でさえ極微量元素の低シグナルを検出し、広いダイナミックレンジでの分析を提供します。
◆低運用コストを実現する装置デザイン
SPECTRO ARCOSの設計/デザインは、長期に渡る極めて低い運用コストを保証します。モダンで人間工学に基づいた筐体に、パージ不要のUV-PLUS密閉ガス浄化テクノロジー、独自の空冷機構によるチラーレス、オプションのインテリジェント・バルブ・システム、リモートモニタリング用ポータブルカメラなど、定評のある特徴を備えています。
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