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国立大学法人群馬大学

研究・産学連携推進機構 機器分析センター 准教授 fumio hayashi

林史夫先生

住所
群馬県桐生市天神町1-5-1
ホームページ
http://www.trcia.gunma-u.ac.jp/
機器分析センターについて
山崎
機器分析センターの役割についてお伺いできますか。
林先生
まず弊センターには高度な分析装置があり、それらを使いこなしてハイレベルな科学分析ができる人材が集まっていることを最初に言わせてください。この高い分析力を駆使して、群馬大学の教員・学生さんが行う研究や開発を推進・サポートしています。そして、群馬県のみならず近隣エリアの企業さんからいただく、研究・商品開発・品質管理・NG品の発生などのお困りごと、これらの解決に向けた依頼分析を行っています。僕たちができる地域貢献の一つの形です。
山崎
大学が受託分析と聞いて最初は驚きました。幅広い分野に対応されているのですか。少し具体的に教えていただけませんか。
林先生
学外向けの依頼分析はいくつかの大学ではやっていますよ。相談対象は化学・機械・環境・金属・食品などさまざまです。お電話やメールをいただくことから始まります。しっかり打ち合わせをさせていただいて、分析法を提案します。その分析法が良い理由や「このような結果が出たらこう評価できますね」というお話をさせていただきます。分析終了後はみっちり意見交換ですね。大学にお越しいただいたり、Zoomで行ったり。いろいろな疑問・質問をいただきますが、わかりやすくお答えすることを心がけています。
経歴について
山崎
先生の経歴をお聞かせください。
林先生
学生時代は植物の乾燥耐性の研究をしていました。ここで「タンパク質はなんて精巧なナノマシンだろう」と感動し、その後は生体ナノマシーンを研究してきました。分野としてはタンパク質科学や生物物理学になります。2005年に群馬大学に着任、2015年に現職に就きました。これまでに文部科学省事業のいくつかに採択され、学内・学外に向けた支援体制を作ってきました。その一つが足利大学、前橋工科大学、群馬工業高等専門学校と取組んでいる「りょうもうアライアンス」です。「取りこぼしのない企業サポート」を合言葉に、産・学の分け隔てなく両毛地域の研究・開発・発展を目指した活動をしています。
理化学ディーラーに対して重視するところ
山崎
私ども理化学ディーラーに対して先生が重視するのはどのようなところでしょうか。
林先生
「イイもの」を紹介してくださることです。「イイもの」というのは、僕らの取り組みを把握して「これなら喜んでもらえる!」
というものです。装置の場合なら「この機種のこういう機能や特徴が先生の活動にむいているな」ということを正しくアピールしていただけるということが大変助かります。
当社に対する期待
山崎
最後に、今後当社へ期待するところをお聞かせいただけますか。 
林先生
今は全く不満はないですからね、このまま継続してほしいです。 やはり大事なのは人ですよね。社員の人材育成や教育に力を注ぐ骨太な組織を目指してほしいです。 期待しています。
山崎
骨太な組織に向けて、ご期待に沿えるよう精一杯頑張ってまいります。本日はありがとうございました。

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